2012年より、福島県立医科大学附属病院で治療を受けている子ども達とその家族をサポートするための「パンダハウスを育てる会」への寄付活動をしています。
近年小児がんをはじめ子どもの慢性疾患の治療は専門化が進み、日本では医療施設の整った大学病院や、子どもの専門病院に患者さんが集中しているのが現状です。こうした病気を持つ子どもたちは、自宅から遠く離れた病院に治療を受けに行くことになります。治療のため入院生活は長期化しています。その上、自宅が遠く離れているため、外泊もままならない状況にあります。子どもをもつ親の、治療を続ける我が子に少しでも家庭に近い生活(当たり前の生活)を味わわせてやりたい、また同じような病気を持つ子どもや家族にもそうした時間を持ってほしいという、強い思いが原点となっています。そこでは、入院中の子どもや親が、「病院近くの我が家」として、離れていた家族とともに過ごし、大切な時間を共有できる場として、また付き添う親が体を休め、精神的に癒され、安らげる場として「パンダハウス」は作られました。私ができることは演奏というかたちだけですが、一昨年、昨年に続き、皆様のお力をお借りしてこれからも支援が続けられればと考えています。ご協力よろしくおねがいいたします。